今年タカアンドトシさんが結成30周年を迎えるにあたり
発見!タカトシランド祝30周年記念番組を全国放送するのですが
タカアンドトシさんから「写真館で家族記念の写真を撮りたい」とリクエストがあり、原スタジオさんに協力をお願いしたいのですが、
とプロデューサーから連絡がありました。
六年前にもタカトシランドの取材を受けていて、その時は「つるの 剛士さんとタカさん」が来られていましたので即刻OKしました。
プロデューサー「今回30周年企画ですのでタカさんトシさんの二人ともう一人スペシャルゲストが来られます。その方は当日までシークレットにさせてください」
わたし「え〜芸能界とか詳しくないので何かヒントをいただけませんか」
プロデューサー「ん〜シークレットですから・・・来られたらリアクションよろしくお願いいたします」
わたし「困ったな〜大丈夫かな〜」
話はそれだけ、当日の流れを打ち合わせをして話は終わります。
わたしは不安で不安で過去のタカトシランドのゲストを書き記して傾向をみたり、最近のお笑いの人たちを調べてみたり。
もし知らない人だったらどうしよう、失礼だよね。
でも芸能人全員を知っておくなんて絶対無理。
そして長い時間をかけてわたしは仮説を立てます。
「30周年記念番組で全国放送ということは大物ゲストに違いない」
きっと大丈夫、大丈夫大丈夫大丈夫・・・(笑)
そして迎えた当日。
アシスタントディレクターが事前に来て再度流れを確認。
「ゲストがドアまで来たら奥から原さんは出てきてください」
ピンマイクをつけてカメラマンもスタンバイ。
ADさん「現在こちらに向かっています」
通常営業中なのでお客様がロビーに数人います。
そしてロケバスが到着。
ゲストが見えた瞬間、うちのお客様が
「きゃー!さんまさん!!」と大盛り上がり!!
カメラは回っていませんが(汗)
奥にいるわたしはもう気が気じゃありません。
「リアクションよろしく」と言われましたが大物すぎる!
小学生の頃「オレたちひょうきん族」の斬新なお笑いに衝撃を受け、影響を受けた人生を送ってきたわたし。
まさかこの歳になって、あの「明石家さんまさん」と会えるなんて!
もし小学生の自分だったら嬉しすぎて天井まで飛び上がっているでしょう。
そのさんまさんが目の前にいます。
キャーとも言えず、大好きですと言うわけにもいかず
ただ「すごいすごいすごい」と繰り返すばかり。
さあ撮影です。
カメラはセット済みなので大丈夫。
いつも通りやれば大丈夫。
そう、いつも通りいつも通り。
何カットか撮影し終わった頃、
プロデューサーがわたしの後ろからやってきて、小声で
「次は3人大爆笑でお願いします」
!!!
お笑いの神様を素人のわたしが大爆笑をとるなんて・・・
そんな無茶振り(大汗)